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冬の夜、静かに逝った夫
今から5年前のことです。長年つれ添った夫の大腸がんが発覚。その後、手術を受け、闘病生活を送ることになりました。
私たちは幸福の科学の教えに出会い、仏法真理で、「人間の本質は魂であり、永遠の生命がある」と学んでいたので、死に対する恐怖心はありませんでした。
しかし、目の前で次第に弱っていく夫の姿には胸がしめつけられます。
入院生活が長引くにつれて、看病していた私自身も、疲れを隠せなくなってきました。そして、ある冬の夜――。
「お母さん、今日はもう休んだほうが」
疲れ切った私を心配した娘にうながされ、私は家に帰ることにしたのです。
しかし、玄関の扉を開けたその瞬間、真っ暗な部屋に電話の着信音が鳴り響きました。危篤の知らせに、私は急いで病院に引き返しましたが間に合わず、夫の最期を看取ることができなかったのです。
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